土曜のお話
わしは先月から新生活が始まっただのなんだの言ってましたが、簡単に言うとチンパンジーながらようやく胸張って人間社会に生きているぞと言える身分になったのだ
自分の人生の中では割とめでたい部類の出来事なんすよ(今まではただのアイカツをプレイする天才チンパンジーだった)
数少ない自分の武勲、出来るだけ多くの人に自慢したいという薄汚い下心を旨に恩師に挨拶しに行ってきてたよ!クズ!
恩師って言っても学校の先生ではなく個人で開いてた塾の先生であり、自分が中学→高校、高校→大学に上がる際に本当によく面倒を見て貰ってた人で
学校(特に高校)では座学は愚か体育でサッカーをしている時ですら居眠りをしていたわしにとっては下手すりゃ担任以上に世話になったと思う、というか実際なってた
挨拶に行く時は事前に連絡するのが妙に気恥ずかしくてアポ無しだったし、実際世話になってたのはもう5年以上前の事なので覚えてくれてるか不安だったけど、尋ねてみるとそんな心配も無用だったようで、俺は愚か同じく塾に通ってた姉ちゃんの事まで鮮明に覚えててくれてたことに驚き
先生には当時勉強を教えて貰ってた教室に通され積もる話をしてたんだけど、あいまあいまに「あの頃はあんな事言ってた(してた)ハピタンがなぁ、まともな類人猿になって…」などと当時の(主に)恥ずかしいエピソードを挟まれ当時の自分のアホさ加減にあきれつつも自分を鮮明に記憶してくれてる事実になんか嬉しくもなったりした
最初はただの元塾の生徒だし、(人としては)あたりまえの事をしただけなのに大袈裟に挨拶なんかしに行っちゃってもいいもんかなぁと思ったけど本当に行ってよかった
すごく良くして貰ったのは事実だし、比較的近所に住んでるとはいえこういう時でも無い限り顔を見る事も無いしな~
今度呑みに行く約束もできたし、やっぱりなんやかんやと理由をつけてでも人に合うってなぁ大事なんだなぁと思った週末であった
今日も知人に送った手紙に描いた絵でお茶を濁す[0回]
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